映像ロストで3インチドローンが墜落!
最近は自宅でタイニーフープの練習ばかりやっていたので、FPVはそれなりに上達しました。
ゲートも自由自在にくぐれるようになりましたし、シミュレーションも毎日やり、自分的にはかなり上手くなったつもりです。
そこで、「そろそろ外でも自由に飛ばせるんじゃない?」と調子に乗り、先日200g以下(以後U199)のレースドローンを持って林道に向かったんですよ。
「林道に沿ってドローンで軽快に飛ばしたら気持ちいいだろうな、途中でクマがいたらどうしよう」なんてワクワクしていたのですが、当然外では電波の限界というものがあるんですよね。
決して忘れていたわけではないのですが、室内では映像が乱れることもなく飛ばしていたので、VTXをちょっと過信していた部分はあります。
ドローンで林道を突き進むと、思ったより早く電波が弱くなり映像がまったく見えない状態になりました。
少しでも障害物を避けるため上昇したのですが、それでも電波は戻らず、焦ってスロットルオフ・・・。
機体は遥か上空から墜落しました。
その時の動画がこちらです。
周りが林だったせいか、思ったほどVTXの映像が届かなかったです。
結果的にはカメラは無事でしたが、フレームの足が折れてしまいました。
交換用のフレームは、速攻でBanggoodさんで注文したのですが、これはどうしたものかと考えましたよ。
他に5インチ機もありますので、また映像ロストで墜落・・・さらには紛失なんてことを考えたら不安で仕方ないです。
そこで、とりあえずVTXを強力なTBS UNIFY PRO 5.8G HVに交換することにしました。
しかしこちらは5.8G帯の追加申請の許可が降りるまで少し時間がかかります。
その間に、少しでもリスクを回避するために「GPSモジュール」を取り付けることにしました。
5インチ機にGPSを取り付ける!
今使っている練習用5インチ機は、GoProを搭載して撮影しています。
今は無理をせず、目で見える範囲でしか飛ばしていませんが、ゆくゆくは海外のドローン動画でもあるように、山岳や岸壁なんかをギリギリで飛ばしたいです。
しかし美しい迫力ある動画になればなるほど、機体を失うリスクが高くなります。
いくらVTXを強力なものにしたって、自分を見失って帰って来れなかったら意味がありません。
無くしたら、機体+GoProでかなりの損失になります。
というわけで、そのリスクを少しでも回避するためにGPSを取り付けることにしました。
今回使用したGPSはこちらのGPSモジュール Beitian BN-880になります。
Banggoodさんで大体2,000円くらいですね。
基本的に自作ドローンへのGPS取り付けはシリアル受信なので、VCC(電源5V)、GROUND(マイナス)、RX(受信)、TX(送信)の4つを接続すれば利用することができます。
それ以外の配線は取り除いて問題ありません。
今回はまだテスト飛行していないので、取り付けの詳細を省きますが、FCのポート3にコネクターで接続しました。
それで、どこにGPSの受信アンテナを付けるか悩んだのですが、最終的にここになりました。
左後ろ足の上です。
これでちゃんと受信できるかちょっと不安ですね(笑)
プロペラがすぐ上で回っているわけですが、まあ多分大丈夫でしょう。
両面テープでくっつけただけではすぐに落ちてしまうので、さらにドローンテープで固定しました。
これなら簡単には落ちなさそうです。
Betaflightで設定を済まし、GPSレスキューも割り振りました。
そのあたりも、これが成功したら詳しく記事に致しますね。
いや〜楽しみです。
まずは近所の公園でGPSのテストだけしてこようと思います。
それがクリアできたら、次はGPSレスキューのテストです。
GPSレスキューは、スイッチを入れると自動でホームポジジョンまで戻ってくる機能です。
これが使えたらドローンが迷子になってロストすることもなくなります。
それでも何かに激突したらGPSがあっても意味がないので、とにかく腕を磨こうと思います。