「FPV」といえばゴーグルが一般的ですが、今回はモニターのご紹介です。
もちろん、没入感や見やすさはゴーグルが一番ですが、モニターがあると色々便利なんですよ。
ゴーグルは電池の減りが早いので設定している時はモニターを使用する、または自分が見ている映像を他の人に見せたい時など、モニターがあると非常に重宝します。
さらにDJIのようにプロポにモニターを付ける方法もご紹介致しますよ。
小型ながらクリアな画像!5.8G 48CH 4.3インチLCDモニター
今回ご紹介するのはこちらの商品になります。
4.3インチの小型モニターで、5.8Gの映像を受信することができます。
つまり、いつもゴーグルで見ている映像をモニターで見ることができちゃうというわけです。
蓋を開くと自動でサンシェードも開きます。
コンパクトで非常に使い勝手がよいモニターです。
このサンシェードは取り外すことも可能ですが、あったほうが見やすいので取り外す必要はないと思います。
側面には電源スイッチと充電用のコネクターがあります。
充電は付属の専用USBケーブルで充電します。
充電時間は測ったわけではないので詳しくはわかりませんが、結構時間がかかったように感じたので2時間前後はかかるかも知れませんね。
バッテリーは600mAhが内蔵されていて、一回の充電で大体2時間くらい使用することが可能ですよ。
背面のスイッチで受信チャンネルを切り替えることができます。
長押しすると、自動で電波の強い受信チャンネルを探す「自動サーチ機能」も搭載されています。
肝心の画質はとても良いですね。
モニターが小さいからというのもありますが、画質はかなりキレイで細かい文字までしっかりと読むことができます。
機能は必要最低限ではありますが、画質は文句なし、しかも価格もかなり安いです。
これはいいですよ、小型のモニターをお探しの方にはおすすめだと思います。
モニターがあるメリット
「ゴーグルがあるからモニターは要らないよ」と思うかも知れませんが、モニターがあると結構便利なんですよ。
現場で設定する時やGPSの捕捉数をチェックする時なんかは、ゴーグルをつけっぱなしにしていると結構バッテリーを使ってしまいます。
GPSがなかなか捕捉できない時は結構長い時間かかる場合がありますが、そういった時もゴーグルのバッテリー残量を心配しなくて済むのは助かりますね。
このモニターは電源を入れるとすぐに起動して映像が映るので、必要な時だけ電源をいれるという使い方もできますよ。
それと、仲間やクライアントに撮影している映像を見せる時も非常に重宝します。
画面が小さいので「なんとなくこんな感じで撮影している」的にはなりますが、モニターがあるのとないのではイメージの伝わり方が全然違います。
プロポにモニターを取り付ける
5.8Gに対応したモニターは色々な種類が販売されています。
もっと大きな7インチモニターというのもありますが、私がこの4.3インチを選択したのは、プロポに取り付けたかったからです。
ゴーグルを使わずに手軽にFPVしたい時や機体を確認しながら飛ばしたい時はDJIのようにプロポにモニターがあるととても使いやすいです。
そこで私が使っている「FUTABA 16SZ」にこの4.3インチモニターを取り付けてみました。
※Banggoodのレビューより画像を拝借させていただきました。
Banggoodのレビューにあるような、モニター用のアームがあれば便利だと思い色々探したのですが、なかなか見つからないんですよ。
これ、どこに売っているんですかね。
ただ、この場所だと送信機のアンテナが邪魔になっています。
大丈夫だとは思いますが、電波が干渉する可能性もありますし、モニターがセンターじゃないというのも気になるので、他の方法を考えました。
それが、こちらのアイテムです。
これは以前にAmazonで買った、「GoProのアクセサリー」がたくさんセットになっている商品に入っていた「GoProマウント用スマホホルダー」です。
本来は自撮り棒なんかを取り付けるのでしょうかね。
これが4.3インチモニターにピッタリなんですよ。
モニター外寸は約7cmになります。
iPhoneXなどとほぼ同じになりますので、ほとんどのスマホホルダーでサイズが合うと思います。
スマホホルダーに適当なマウントを取り付け、これをプロポにくっつければ「モニター付きプロポ」の完成です。
いかがでしょう。
モニターの位置も見やすく、操作の邪魔にならず、送信機のアンテナも干渉していません。
まさに理想の形になりました。
もちろんGoProマウントなので、モニターを使わない時はワンタッチで簡単に取り外すことができます。
ただ、クイックリリースをプロポに両面テープで貼り付けているので、モニターを外すとちょっとかっこ悪いです。
プロポの「16SZ」のロゴが見えなくなり、LEDとスピーカー(?)が塞がってしまいましたが、他によい方法も思いつかないのでしばらくはこれで使っていこうと思います。
ちなみに、プロポに付けない時は画像のように「モニタースタンド」としても役立ちます。
足が小さくて不安定なので、「ないよりマシ」程度ではありますけどね(笑)
まとめ
プロポに付けるつけないは別として、このモニター自体はとても良い製品だと思います。
価格も安く、画面もとてもきれいなのでFPVをやられている方は一つ持っていると重宝すると思いますよ。
「もっと大きな画面がいい」という方は価格は大幅に高くなりますが、7インチがよいかも知れませんね。
「プロポに付けたい」という方は、今回ご紹介した4.3インチがおすすめだと思います。