DJI SPARK(スパーク) バッテリーは何個あれば満足に楽しめる?

手軽に飛ばせて誰でも楽しめるドローン「SPARK」。
このSPARKの登場によりドローンがより身近になったのは間違いないかと思います。

ただネックとなるのが飛行時間の短さではないでしょうか。

元々ドローンはバッテリー容量の割に飛行時間が短いです。
この小型ドローンSPARKは小型ゆえバッテリーも小さいのでさらに短くなります。

そこでSPARKを満足するまで飛行させるにはどれくらいのバッテリーが必要なのでしょう。

私が持っているバッテリーの数と実際の飛行時間をご紹介致しますよ。

 

DJI SPARK(スパーク)の飛行時間

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飛行時間

まず公式サイトのスペックを見ると、飛行時間は最大16分となっています。

これは「無風の条件下で、20km/hの一定速度での飛行を基準にした飛行推定時間」となりますので実際の飛行時間とは異なります。

 

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実際に飛行させると向かい風や急発進急停止、急旋回など動きはさまざまです。
私の経験上になりますが、実際の飛行時間は10〜11分といったところですね。

大した飛ばしていないのにスマホに表示されているバッテリー残量がみるみる減っていくのは悲しくなりますよ。

 

充電時間

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本体で直接充電する方法

スパークの充電方法は2種類あります。
1つはスパーク本体にバッテリーを装着して、同梱のUSBケーブルを本体に挿して充電する方法ですね。

これはスパークを単体で購入した方の充電方法になり、完全に充電が完了するまで約80分かかります。

充電に時間がかかるのと充電中はスパークを使用できないのであまり現実的な充電方法ではないと思います。

 

充電ハブを使用して充電する方法

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ほとんどの方はこの「充電ハブ」を使用して充電していると思います。

「Fly More コンボ」を購入した場合に付属していますし、単体でもアクセサリーとして8,280円で販売しています。

同時に3つのバッテリーが充電できるので、もしお持ちでない方はこれは購入した方が良いかと思いますよ。

今回はこの「充電ハブ」の使用を前提に話を進めますね。

この「充電ハブ」を使用した場合…

・バッテリー1個の場合:52分
・バッテリー2個の場合:55分
・バッテリー3個の場合:85.2分

この充電ハブは2個までは短時間で充電できますが、3個めになると一気に充電時間が長くなります。

以上の特性を踏まえて、私は5個のバッテリーを使っています。

 

1回のフライトは1時間が理想

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現在私は5個のバッテリーを使っています。

私は休みの日は予定がない限り嫁さんを職場まで送って、そのままいつもの河原にドローンの練習に行っています。
そこで1時間くらい練習して午前中に帰ってきて、午後は記事を書くというスタイルになります。

少ない休みにせっかく練習に行って10分で帰ってくるのはもったいないですよね。
ファントムもマビックもバッテリー1個で30分近く飛行できますので、最低でも1時間以上飛ばせるという前提でこのバッテリー数になりました。

 

車でインバーターを使用して充電

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このまま5個のバッテリーを使って終わりでは単純に50分ほどしか飛ばせませんので、インバーターを使って車で充電しています。

使い終わったバッテリーはすぐに充電ハブにセット。
上記でも書いたように充電ハブは2個までなら55分で充電できますので、一服したり少し移動したりしていると、5個のバッテリーを使い切る頃には充電ハブにセットした2個の充電が終わっています。

つまり充電完了を待つことなく、連続でバッテリー7個分の飛行ができることになりますよ。

もちろんその後移動したり休憩すれば他のバッテリーの充電も終わるのでさらに飛行が可能になります。

でも1時間以上飛ばしたら結構満足できるとは思いますけどね。

 

充電器の電気量

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・動作環境温度: 0~40° C
・入力電圧: 13.05V
・入力電流: 3.83A
・重量: 67.2g

公式サイトを見ると電圧(V)が13.05で電流(A)が3.83となっています。

電圧(V)×電流(A)=電力(W)ですのでこの充電器は49.98W(ワット)ということになります。

インバーターを購入する際はそこそこ大容量なら問題ないかと思いますよ。

ちなみに私はノートパソコンでも使用するので300Wのインバーターを使用しています。

少しファンの音が気になりますが動作も安定しているのでなかなかおすすめですよ。

 

 

 

まとめ

ドローンは車の運転と同じでとにかくたくさん飛ばした方が確実に上手くなります。

どうせ練習や撮影をするなら1回で1時間くらい飛ばした方が満足がいく練習ができると思いますよ。

ただ上空を飛ばすだけではなく、自分の車をサークルで一周して撮影したり、崖に咲いている花をドリー撮影すると練習も楽しくなるかと思います。

 

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そういう意味では許可が必要ない河原が良いですね。
木や岩など障害物が多いので墜落する可能性はありますがとても練習になります。

スパークの飛行時間が短くて物足りないという方は参考にしてみて下さいね。