ドローンに空撮以外の可能性を求めて! 空撮+室内・室外のFPVドローン操縦者を目指します!

最近すっかり更新が滞ってしまったこのブログですが、ドローンに興味がなくなったかというと、まったくその逆で、現在物凄い勢いで勉強&購入しています。

本当、寝ても冷めてもドローンのことしか考えていないくらいです。

私は本業があるのですが、一応ドローンで空撮業務もしています。
ドローンの仕事はたまにで、そのほとんどは知り合いのディレクターからというものになります。

まあ本業があるので、それでもそのまま少しでも仕事をもらっていけばいいのですが、最近はドローンの性能がかなり良くなっているので、飛ばすだけなら誰でもできるようになりました。

 

性能が上がり誰でも飛ばせるようになったドローン

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上空に上げてまっすぐ飛行するくらいなら本当誰でもできちゃいます。
もちろんそれに関わる申請などが必要な場合もあるのですが、知識がない人がそのことを知らずに飛ばし、そしてそのまま何事もなかったかのように撮影が終了しているケースもあります。

そういうこともあり、「高いお金を払うなら自分で撮影しちゃおう」と、私の周りでもドローンを所有する方が最近確実に増えてきたと感じます。

現に私に依頼が来るはずだった仕事も、数回しか飛ばしたことがない役場の人がただで撮影してくれことになったとのことでキャンセルになったこともあります。

もちろん撮影した映像に差はありますが、とりあえず空撮ならそれなりに絵になってしまうのがドローンのすごいところなんですよね。

今後も空撮はもちろん受けるつもりですが、飽和状態になりつつあるのも現状ですので、他にもっと自分が活躍できないかと思っている時に、とある映像を目にしました。

 

見たことがないドローンの映像世界に衝撃を受けた

これを見たのは数ヶ月前なのですが、見た時は衝撃を受けましたよ。
今までのドローンは空高く機体を上げて俯瞰で撮影するものがほとんどでしたが、この映像は女の子の顔のすぐ近くを飛行し、狭い室内を自在に飛び回っています。

私が持っているようなドローンでは考えられないので、最初はどうやって撮影したのかわからなかったのですが、別の動画のメイキングをみて納得しました。

 

この映像は「オンナノコズ」と同じ機体で同じ操縦者です。

見た瞬間に「自分もやりたい!」と思ってしまいました。
そうなったらもう我慢ができないので、この撮影をするために必要な機材や資格を調べました。

ドローンの映像をゴーグルに映し出す「FPV」を調べているうちに、今度はドローンレースやフリースタイルの動画をたくさん目にしました。

 

これを見て、今までのDJIのドローンとはまったく違う映像に驚き、そして感動しました。

「自分はなんと狭い空撮の世界しか知らなかったのだろう」と恥ずかしくなりましたよ。
完全に制御されたドローンしか操縦したことがないくせに、何が偉そうに空撮業務だという話ですよ。

もちろん空撮はそれなりの技術と知識が必要です。
特に人の多い場所での撮影などは複数の申請が必要になりますし、リスクも高いので素人がやみくもに飛ばすと非常に危険です。

しかし上記で紹介した撮影ができるようになれば、今後の業務の幅が大きく広がると思います。
それに空撮自体も確実にスキルアップするのではないでしょうか。

という経緯があり、今後は今までの空撮プラス、室内でのドローン撮影、さらに木や建物をすり抜けるようなフリースタイルの撮影で、より死角のない空撮業務を目指そうと思います。

 

制御のない機体は、過保護空撮者には想像以上の難しさ!

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今までやってきた空撮は私なりにかなり勉強し、毎週休みには操縦の練習をしているのでそれなりの自信はあります。

空撮に使っているドローンは完璧に制御されていてるので、バッテリーが少なくなると自動で戻ってきますし、ドローンが迷子になってもボタン1つで手元に帰ってきます。

さらにGPSとカメラのおかげで、機体は手を離していてもその場でホバリングします。

そんな過保護ともいえるドローンに慣れてしまっている私には、これからやろうとしているドローンは、今まで経験したことはまるで通用しません。

制御のない飛行モード、そしてそれに使用するじゃじゃ馬ドローン、組み立てと修理、複雑な設定、さらには必要な資格、と覚えることが山盛りあります。

特にフリースタイルで使用する「アクロモード」はメチャクチャ難しいです。
設定によっては飛び上がった瞬間にどっかに吹っ飛んでしまいます。

すでに挫折しそうなくらい難しくてわからないことだらけですので、レースドローンのベテランの方は暖かい目で見守って下さい。
そして、今後は今までの空撮も含め、私が学習したことをわかりやすく記事に致しますので、同じようにこれから始める方の参考になれば幸いです。

 

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すでに練習用に機体も数機購入しましたし、勉強がてら自分で必要なパーツを揃えてドローンの組み立てたもしました。

もちろんアマチュア無線4級の取得と無線局は開設済みです。
私は仕事柄「第一級陸上特殊無線」も持っているので、自由自在に撮影できるようになったら商用でも申請しようと思っています。

最終的な目標スタイルは・・・

・空撮:DJI MAVIC 2 PRO等
・室内撮影:Nano Vespa80 HD DVR Drone (オンナノコズモデル)
・フリースタイル撮影:レース用ドローンでGoPro使用

やはり通常の空撮は安定感のあるDJIドローンが適しています。
手を離しても自動でホバリングするので、人の近くや海の上でも安心です。

そして室内空撮は、「オンナノコズ」でも使用していた「Nano Vespa80 HD DVR Drone」を考えています。
いずれは自分で組み立てようと思いますが、とりあえずは販売されている中で私が調べて限りでは最強のマイクロHDドローンですね。

フリースタイルの撮影カメラは色々あるのですが、なぜGoProを使用するのかというと、この動画に影響を受けたからです。

 

これは「BLACK SHEEP」というドローンチームが撮影しているのですが、あまりに映像が美しく、かつ迫力があるので魅了されてしまいましたよ。

この撮影ではカメラはGoProを使用しています。
GoProを搭載できる機体は確実に200gをオーバーしますので、日本での許可はかなりハードルが高いのですが、何とか頑張っていきたいと思っています。

まあフリースタイル撮影は、私の環境ではあまり撮影依頼がなさそうなのでほとんど趣味になりそうですけどね(笑)

 

まずはタイニーフープから! それからステップアップ!

今後、少しずつ記事を更新していきますので、興味のある方は一緒に初めてみてはいかがでしょうか?

狭い場所をすり抜けて、今まででは不可能な映像が取れた時はガッツポースがでるくらい嬉しいですよ。

いきなり物凄いスピードが出るドローンでは危険なので、まずはTinyHoop(タイニーフープ)からがおすすめです。

 

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タイニーフープは画像のような、「室内用FPVマイクロドローン」のことです。
プロペラにガードが付いているので人や物にぶつかっても大きな怪我などがない比較的安全なマイクロドローンです。

私もタイニーフープから入りましたので、まずはこのマイクロドローン関連の記事を更新していきたいと思います。

最初に購入した機体からすでに数ヶ月が経ち少しは技術と知識がつきました。
私なりに買って良かったもの失敗したものなどがありますので、そのあたりも参考にしていただけたらと思います。

タイニーフープは今かなり盛り上がっているので、ドローンレースも多く開催されています。
私もいずれはレースに出たいので趣味としてもかなりおすすめですよ。

最後にタイニーフープのレース動画を貼っておきます。
かなり面白そうなので、早くうまくなって参戦したいものです。